「歯医者は痛みが出てから行くところ」というイメージをお持ちではありませんか? しかし歯科医院としては、「そうなる前にお越しください」と言いたいところです。なぜなら、痛むということは、すでにかなり症状が進行している可能性があるからです。症状が進行すればするほど、それだけ治療も難しくなります。また、病気になってからの治療は対症療法に過ぎないため、根本的な解決にはなりづらいのです。
そこで、日吉本町・綱島の歯医者「エール歯科クリニック」では、「病気になってから治す」のではなく「病気にならない・させない」ための処置を行う予防処置を行っています。健康な歯をいつまでも維持するため、予防を心がけましょう。
歯には、食べものを咬むことだけでなくたくさんの役割があります。予防は、これらの機能・役割を維持するため、非常に大切です。
食べものを咬む | 食べものをよく咬み砕くことで栄養を吸収しやすくします |
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味覚の補助 | 歯があることで、「歯ごたえ」「食感」などを楽しむことができます。 |
発音の補助 | 舌や唇と同じように、歯にも発音を助ける役割があります。 |
力を出す補助 | 歯をぐっと咬みしめることで瞬間的に大きな力を発揮できます。 |
豊かな表情をつくる | 口周りの筋肉を正常に働かせ、イキイキとした表情をつくることができます。 |
予防処置で、皆様の歯の健康をサポートするのは、予防のプロ「歯科衛生士」です。歯科衛生士が担う役割には大きく以下の3つがあります。
虫歯や歯周病を予防するための処置です。具体的には、歯質を強化したり歯の再石灰化を促進したりする「フッ素塗布」や、プラーク(歯垢)が石灰化した「歯石」の除去がそれにあたります。歯科予防処置は医療行為であり、歯科医師以外では歯科衛生士にしか許可されていません。
虫歯や歯周病を予防するためのブラッシング指導や生活習慣指導などを行います。こうした毎日の習慣を徹底することで、病気の予防効果は大きく上がります。歯科医院だけにとどまらず、学校や保健所などに訪問して指導することも歯科衛生士の役目です。
予防処置だけにとどまらず、歯科医師が行う歯科診療の補助も行います。診療を行うための医療機器の準備や消毒、矯正装置や入れ歯(義歯)などを製作するための歯型採取など専門的な業務も少なくありません。
PMTC | |
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PMTCは、専用の器具を使ってプロが行う歯のクリーニングのことを指します。通常のブラッシングでは落としきれないプラークやコーヒー・紅茶などによる着色汚れの除去のほか、歯の表面をツルツルに仕上げることで汚れが付きにくくなり、虫歯・歯周病の予防にもつながります。 |
ブラッシング指導 | |
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虫歯・歯周病のリスクを減らすための正しいブラッシング方法の指導を行います。患者様一人ひとりのお口に合ったブラッシング方法のほか、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方も指導いたします。 |
フッ素塗布 | |
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歯のエナメル質を強くし、再石灰化を促す働きもある「フッ素」を歯の表面に塗布します。歯質が強化されることで、虫歯予防に効果を発揮します。 |
歯石除去 | |
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歯石は歯に強く付着しているため、通常のブラッシングで取り除くことができません。放っておくと歯周病の原因になるため、専用の器具を使って歯石を除去します。 |